ティーパック

コーヒーが好きである。喫茶店に入り、コーヒーを飲む。ノートに思いついた事を書き込み、タバコを飲む。私の好きな行動の1つである。コーヒーには何も入れない。いわゆるブラックである。コーヒーに砂糖が合うとはどうしても思えないのだ。しかし私は紅茶には砂糖を入れる。昔の話なのだが、必ず砂糖を入れていた。紅茶は、なんというか、温かいジュースという感覚だったのである。いつの間にか(たぶん面倒くさくなって)砂糖を入れなくなったが、お店で売られているペットボトルなんかの甘い紅茶は今でもよく利用する。

紅茶を入れる時に思い出す「紅茶の苦い想い出」がある。

その内の1つがコレだ。紅茶の葉をボール型のカゴに入れてお湯につけ込む。みるみる内に透明なお湯はオレンジ色に変わる。しかし私は3回に1回の割合でカゴから葉を解放してしまう。コップの中はゆらゆらとワカメみたいな紅茶の葉がいっぱいになる。思わず涙ぐむ。

もう1つはアレだ。

沈め!沈んでくれ!カップをのぞきこんで念じる紅茶のティーパック。1度お湯から引き上げて、重力の勢いに任せて落としてみるのだが、どうしても浮く。うあぁぁ、早く紅茶になってくれっ。思わず涙ぐむ。

持つ部分が紐だと言うところが良くない。考えればもっと頑丈な物に改良できそうなものである。コンパクトに収納できる棒、携帯のアンテナだ。

という訳で、ガルーダ健康食品ではかき混ぜるのにも最適、棒を伝わせて上品に砂糖を入れてしまえるティーパックをご用意致しました。少し見た目が強そうですが、優雅なティータイムをお約束致します。