地球の走り方 - ムー大陸【1】

太平洋の巨大都市、ムー大陸。ビジネスの中心という顔を持つ反面、手つかずの自然も残っていたりする懐の深い国である。

関西国際空港から直行便で約5時間、首都のムーに到着する。迎えの車がまだ来ていないようなので(ムー大陸はとても時間にルーズなのだ。)、とりあえずトランクを椅子に、ダラダラ座って待つ事にした。私がそうやってトランクの上でとろけていると、肉球の分厚い犬が数匹、「なんだ、こいつは?」という目で通り過ぎて行く。あぁ、退屈だ。

2時間後、車が来た。すっかり無口になって乗り込む。ホテルへは10分程度で着いた。

←ホテルの部屋
ホテルの部屋はこぢんまりと小綺麗で、優しい色合い。しかもオーシャンビュー。私の泊まった部屋は5階だったのだが、充分、景色を堪能できた。しかし何と言ってもこの部屋の良い所はバスルームが広いってとこ。8畳分くらいある。(後で聞いた話なのだが、ムー大陸のホテルはどこでもこんな広さらしい。)

地下鉄→
ムー大陸での移動手段は地下鉄。路線は蜘蛛の巣なのでどこにだって行ける。行き先は色で判断(各車両のトップに色が付いている。写真の電車は黄色なのでウェスト方面行き。)できて、とても分かりやすい。観光客用のフリーパス(3日間)も駅の売店でディスカウント販売している。もちろん私もそれを愛用。しかもうまく値切ればお得度が増すという優れ物。

←食べ物
ムー大陸は宗教上、魚肉以外のお肉は食べない。後、とうもろこしやセロリ、ブロッコリーなんかも食べてはいけない食物とされている。私が1番好んで食べたのは写真の料理、「キノコザンマーイ」ってヤツ。カラフルなきのこをホワイトクリームで食べるだけなんだけど、これがめちゃくちゃ旨いのだ。毎日食べた。

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(Jul/23/2002)